先日飲み会の帰り、とある先輩(40代男性)と2人で地下鉄の改札まで来て、乗り込む線が違うとわかっていたのだけど、そこから立ち話が始まりました。
先輩の愚痴・・・いつものやつ。
何度か一緒に飲んだことがありますが、どこでもたいてい愚痴を言っている人です。
以前は、いつも愚痴ばかり聞かされて嫌だなぁ、早く終わらないかなぁ、なんてことばかり考えながら聞いていました。
それが、最近私の心境にちょっと変化が。
どうせ同じ時間を使うなら、先輩の話を心で聞いてあげようかなと。
細かい内容を理解しようとするのではなく、その人全体をぼんやり捉えて、心に伝わってくるのを待つ感じ。
そしたら、つらいんだー、もう嫌だーっていうだけでなく、うまくいかせたいと強く思っていることや先輩自身がきちんとやっていることを認めてほしい(とは言ってないけど)ということも伝わってきた気がして、なんだか愛しくなってしまいました。
そんな流れだったので、その日もいつものように愚痴が始まっても、私はただその気持ちを受け止めていました。
そして、話が途切れたときに勇気を出してこう言ってみました。
「〇〇さんはそんなにつらいんですね。私もつらい時があったけど、口に出すとその声が自分の耳に入ってきて、つらい気持ちが余計に反復されちゃう気がするんです。もちろん、〇〇さんが口に出して楽になるなら私は聞きますけどね」
要は俺の話が聞きたくないってことかよ!って期限を損なう可能性もあると思いました。そうではないんですが。私は、話している先輩の方が本当はつらいんじゃないかと思ったんです。
その後どんな話になったか覚えていませんが、その立ち話は30分ほどでお開きになり、お互い電車に乗りました。
そして、その翌日、仕事の件でメールしたついでに、先輩からこんなメッセージが来ました。
昨日はおつかれさまでした。
帰り際に引き留めてしまいすまなかった。
おっしゃる通り、不平不満を口にすると気分が晴れるどころか余計しんどくなるね。
特に私の場合、飲み会で仕事の話をした翌日、気分がすぐれません。
しばらくは不平不満を口にせずに無心になって仕事をしたいと思います。
やった!と思いました。
もしこれで本当に先輩の気持ちが少しでも上向きになればいいなと。
私からは「不平不満に蓋をするんじゃなくて流してあげてくださいね!あふれたら私が聞きます」と返信しました。
しばらくはきっとおとなしくしていると思いますが、数週間たったころが見頃です。
どんな変化があるか楽しみにしています。
#101
投稿者プロフィール

- 都内在住アラフォー企業研究者。職場の人間関係に悩んだ経験から、「自分らしさ」「自己肯定感」を模索する日々。特技は料理。長年の不定愁訴を解消すべく分子栄養学と結び付けて健康で美味しい食生活を目指している。好きなモノは美味しいものとオットくん。趣味は旅行と山歩きと飲み歩き。♦ Facebookページ ♦ Twitter
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