第二領域を大切にしてくれる会社に感謝

会社の研究発表会に参加しています。

私の所属する会社は複数分野の事業をもっていて、普段は自分が関わっていない分野のことは見えにくいもの。

そこで年に一度、みんなで集まって話を聞きましょうというものです。

研究員はもちろん、事業部関係者、そして役員、社長までという参加者で、なんと今年は600人が参加しているそうです。

参加者の平均年収を600万円としても、人件費だけで1500万/日。

それが2日間で、関東以外から来る人の交通費に宿泊費、会場費、特別公演の先生への謝礼、懇親会費・・・

かなりのコストがかかっています。

それでも、

経営がやる意義があると考えるから続いているんですよね。

うちの歴代の社長はオール文系出身者なのですが、研究第一を貫いてきてくれたことの証だと思います。

他分野の研究進捗を聞くこと、他分野の研究者と交流することは、緊急ではありません。

でも、そこから異なるアイデア発想のヒントを得ることもあるかもしれないし、将来への投資ですね。

まあ正直、退屈な発表もあるんですが(苦笑)。

緊急ではないけど重要なこと、すなわち第二領域を会社が大切にしてくれているという現実に、感謝の気持ちが湧いてきました。

普段会えない人にも会えるし、楽しんで参加したいと思います。

投稿者プロフィール

芽瑠(める)
都内在住アラフォー企業研究者。職場の人間関係に悩んだ経験から、「自分らしさ」「自己肯定感」を模索する日々。特技は料理。長年の不定愁訴を解消すべく分子栄養学と結び付けて健康で美味しい食生活を目指している。好きなモノは美味しいものとオットくん。趣味は旅行と山歩きと飲み歩き。♦ Facebookページ ♦ Twitter